ベビースイミングの注意点

赤ちゃん(6ヶ月~3歳以下)をプールに入れるベビースイミングではいくつかの注意点があります。 まずはプールの水質で、水質管理が行き届いていることがポイントです。

 

これは透明度が高いこと、プールサイドに立って塩素(消毒薬)の匂いが強くないことがチェック項目で、水中での残留塩素値・PHは遊離残留塩素濃度が0.4mg/l以上、1.0mg/l以下と法定で定められていますが、水中での塩素化合物を除去する方法がいろいろなので、充分な注意が必要です。

 

水温も重要で、水温への調節能力がまだ未熟な赤ちゃんは、32度以下の水温だと10分間で1度~2度体温が低くなってしまい、長い時間はカゼの原因になり、将来的にも消化器系に悪い影響が考えられるとされています。ところがこの温度ですと大人には熱すぎてしまうので、大人と同じプールでベビースイミングを行うのが現実的に困難にもなるのです。

 

乳幼児にとって少し冷たすぎる温度の場合はラッシュガードを着させると体温の低下を防ぐことができます。時間は最長40分程度が上限で、いくら水温が32度以上でもプールでの赤ちゃんの体力の消耗は相当なもので、できれば20~30分程度にした方が無難です。ちなみにラッシュガードは、プールの水温はその日のプールの状態により変わる場合もあるので、持っていた方が安心で、寒がる場合やくちびるの色を見て着用させてください。プールでのうんちが不安な場合は水着おむつも必要で、リトルスイマーを1枚持っていれば安心です。